
地球温暖化対策として、2つのアプローチ
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ICT機器そのものの環境負荷軽減(グリーン of ICT)
○ 複数サーバ機器を高性能・低消費電力サーバ機器に切替・統合
・仮想化したサーバ設備への切替
→ 大幅な省電力や省スペース、コストや廃棄物の削減に繋がる
○ データセンターなど、ビルや建物の設備を省電力化し、さらに空調設備を見直しエネルギー効率や空調効率を高める
○ BEMS(ビル・エネルギー管理システム)により、業務用ビルや工場、地域冷暖房といったエネルギー設備全体の省エネ監視・省エネ制御を自動化・一元化する建物全体のエネルギー消費を最小化にする。
→ 大幅な環境負荷軽減に繋がる
ICTの活用による環境負荷軽減(グリーン by ICT)
○ TV会議活用により、出張にともなう人の移動や交通機関の利用を少なくする事でCO2排出の大幅な削減
→CO2排出を無くす事で、環境負荷を軽減
金沢⇔東京間を飛行機を利用し、1回往復 出張すると・・・
⇒1人あたりCO2排出量?119.6Kg(HP:「CO2駅すぱあと」より)
杉の木が年間に吸収することができるCO2は約14Kg(※1)なので、
⇒8.5本分に相当
※1:杉のCO2換算とは、杉の木が1年で平均してCO2約14kgを吸収するものとし、ここで想定している、杉は50年杉で、高さが約20~30mのものを想定しています。
(参考資料:「地球温暖化防止のための緑の吸収源対策」環境省、林野庁資料)
○ 会議で使用する資料を電子化すると・・・
⇒会議での資料が20枚で参加者が4名の場合に1回の会議で80枚、会議が月4回だと年間使用量3840枚使用となる。
<ICT分野全体のCO2排出量とICTの利活用によるCO2削減効果>
2012年において、ICT分野で3000万トンのCO2が排出されるが、ICTの利活用により6800万トンのCO2排出削減効果が生じるため、3800万トンのCO2排出削減に貢献(1990年度の日本のCO2排出量の3.0%に相当)